音楽旅行 ~in Europa~ オーストリア編
ヨーロッパ音楽旅行3カ国目はずっと憧れていた音楽の都ウィーン♪
ただ私が到着した日はとても寒く、雪も降るほどでした。
ウィーンはわりと小さな街なので歩いているだけでも楽しめましたし、音楽にまつわるお店が多いのでフラフラとお店巡りをするのもいいと思います。
また、ウィーンには100年以上に渡って育まれてきたカフェ文化が根付いています。そこで創業1876年のこれぞウィーンのカフェハウス、カフェ・ツェントラルに行ってきました!煌びやかでウィーンの代表的な老舗カフェとしてとても有名だそうです。写真の通り、地元の方々にも大変人気のようで行列でした。お料理もボリューミーで美味しかったです。
ほかにも、ウィーンには芸術を楽しむ博物館や美術館が数多くありますが、音楽をもっと身近に感じる場所として「ハウス・デア・ムジーク」、音楽の家と呼ばれる音楽をテーマにした博物館に行ってきました。
博物館の建物自体もウィーンの音楽の歴史と深く関係があるようで、19世紀にここに住んでいた人物は音楽家で、現在世界2大オーケストラの一つの数えられるウィーンフィルの前身である「フィルハーモニー・アカデミー」の創始者と言われています。
2階は音の成り立ちや楽器の聞き比べなど、音そのものに焦点を当てたエリアになっており、3階はハイドン、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、シュトラウス、マーラーなどなど、ウィーンを代表する作曲家を紹介するエリアになっていました。
こちらの写真は階段をピアノの鍵盤に見立てたもので、白鍵黒鍵ともにのぼると音がなるようになっています。たまたま来ていた地元の子どもたちに大人気でなんとも面白い仕掛けだと思い、私も帰りに楽しんできました♫
展示の最後はウィーンフィルのバーチャル指揮体験ができるコーナーです。実際に指揮棒を構えてウィーンフィルの演奏に合わせて指揮するのですが、うまく振れないとコンサートマスターはじめ奏者たちから不満が上がります。最後までうまく演奏できると、画面上のオーケストラからも拍手が送られるのでちょっとした満足感が味わえるのではないでしょうか。
そして最後はウィーンといえばここ、オペラ座です。英語と日本語の見学ツアーがあるのですが、日本語の見学ツアーは数が少なく1日1回。参加するのをとても楽しみにしていたのですが、旅も終盤になって疲れが溜まってしまいホテルで休憩をした結果、ツアーの時間を逃してしまいました。泣く泣く断念。仕方がないので、また次回訪れた際にリベンジです!
2週間のヨーロッパ音楽旅行もあっという間に終わってしまい、帰りは大好きな音楽雑貨をたくさん買ったおかげでスーツケースがパンパンに。翌朝重くなった荷物に悪戦苦闘しながら空港へ向かうのでした。
ちょっとしたパプニングもありましたが、それもいい思い出です。
日本との違いに驚きながらも楽しい旅でした。